アメリカ産牛肉とブラジル産鶏肉の危険性【触らぬ毒肉に危害なし】

アメリカ産牛肉とブラジル産鶏肉の危険性【触らぬ毒肉に危害なし】

アメリカ産牛肉とブラジル産鶏肉の危険性【触らぬ毒肉に危害なし】

スーパーのお肉コーナーへ行くと、アメリカ産の牛肉やブラジル産の鶏肉をよく見かけます。

ファミレスに行ってもアメリカ産のステーキをほんとによく目にします。

なによりこのお肉たち、とにかく安いですよね。

国産は高いのに外国産のお肉はとても安いのはなぜなんだろう?

と疑問に思ったことは少なくないはずです。

私も長年疑問だったので調べてみることにしました。

すると調べていくうちに、輸入肉に関するとんでもない事実を知ることになりました。

結果から言うと、家畜に「動物の死骸を餌として食べさせる」

という非常に恐ろしい内容でした…

これは私が最も恐怖を感じた内容でしたが、それ以外にもまだいくつも恐ろしいものがありました。

安い肉には相応のワケがあったのです

本記事では日本で主に流通している、アメリカ産牛肉とブラジル産鶏肉の危険性について解説していきます。

アメリカ産牛肉の危険性【餌は動物の死骸】

アメリカ産牛肉の危険性【餌は動物の死骸】

※注意
この章には非常に刺激の強い画像が記載されおります。心臓の弱い方や刺激の強すぎるものを見たくない方は、無理に見ようとする必要はございません。ですが、動物の命をいただいて生きている人間としては知っておくべき事なのであえてショッキングな画像を記載させていただきました。予めご了承ください。

 

皆さんは「肉骨粉(にくこっぷん)」というものを聞いたことがありますか?

これはアメリカの畜産において最も危険なものと言えます。

《肉骨粉とは》
動物の死骸をミンチにし、乾燥させて粉状にしたもの。
家畜に飼料として与える。

簡単に言えばこれだけです。

ですが、重要なのはその中身です。

人間は食べるために家畜からお肉をもらいます。

しかし、残った部分は食べることは出来ません。

牛で例えるなら頭、内臓、骨、ひずめ、角、血などはほぼ全て食べられません。
(※レバーや心臓など食べられる部分は例外です)

そこでこれらは「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)というところに運ばれ巨大な攪拌機(かくはんき)に入れられてミンチになります。

病気にかかった動物ガンになった動物腐りかけの動物の死骸も全てこの攪拌機の中に投げ込まれます。

ちなみに糞便も全てこの中に入っています…

病気で死んだ牛は丸ごと放り込まれるそうです。

アメリカ産牛肉の危険性【餌は動物の死骸】03

農場で死んだ家畜以外にも、動物保護施設で安楽死させた犬や猫たちが毎年600万から700万頭ここに運び込まれています。

ロサンゼルス市だけでも毎月、約200トンもの犬や猫の死体の山がレンダリング工場に送られています。

それらには動物管理局に捕獲されたノラ犬やノラ猫、そして車で撥ねられた動物の死骸も入っています。

さらに、サーカスで死んだ象スカンクネズミヘビなどありとあらゆる動物の死骸がレンダリング・プラントへ運ばれます。

運ばれた死骸は巨大攪拌機に入れられたあと調理され、タンパク質の塊になります。

そのタンパク質の塊を乾燥させ、茶色の「肉骨粉」に加工するわけです。

私が恐ろしいと言った意味がよくわかったのではないでしょうか?

こんな意味不明な物体を家畜の餌として食べさせているわけです。

肉骨粉には牛、豚、鶏、犬、猫、象などあらゆる動物の血や肉が含まれています。

そして、それを食べるのは家畜である牛、豚、鶏です。

つまり何が言いたいのかというと、

共食い」ということです…

本来草食動物である牛が牛の肉を、血を、内臓を食べるということなのです。

それがどんなに恐ろしいことか考えなくてもわかるはずです。

子どもでもわかります。

皆さんは、共喰いの結果発生し、世界中を震撼させたある病気の名前を一度は聞いたことがあるはずです。

狂牛病

聞いたことありますよね?

《狂牛病とは》
1996年イギリスで発生が確認され、ヨーロッパはもちろん、世界中を震撼させた恐怖の病。
この病気は脳がスポンジ状になって運動神経の障害を起こし、最後には死んでしまう牛の病気で、ウシ海綿状脳症とも呼ばれている。

この狂牛病の原因になったのが「肉骨粉」です。

その肉骨粉をアメリカは家畜の餌として使用している可能性が非常に高いです。

「あれ?でもアメリカって今は肉骨粉禁止になったんじゃない?」

と疑問に思った方いますよね?

確かに禁止法はできました。

ですがその内容は、牛肉骨粉を使用している飼料に『これを牛に与えてはならない』という表示を義務付けるものでした。

つまり、使用してはならないという表示義務はあるが、牛に与えるか与えないかは農家次第という事です

どうやらこの事実については農林水産省も認めているようです。

アメリカの肉骨粉は規制前と何も変わらずに製造・流通されています。

ちなみに日本では牛由来の肉骨粉は全て処分されています。

肉骨粉を禁止するアメリカ政府の公式発表はありましたが、その実態は不明瞭なままです。

これこそがアメリカ産牛肉の危険性です。

本当に恐ろしいです…

私は今後一切、アメリカ産の牛肉は食べないと心に決めました。

皆さんはどう思われますか?

ブラジル産鶏肉の危険性【アメリカさえも輸入禁止する毒肉】

ブラジル産鶏肉の危険性【アメリカさえも輸入禁止する毒肉】

日本のスーパーでは、アメリカ産の牛肉と並んでブラジル産の安い鶏肉をよく目にします。

まさかとは思いますが「わざわざ地球の裏側から、安くて美味しいお肉を運んで来てくれて有り難い」

などど思ったりはしてませんよね?

もしそう思っているのであれば、考え直した方がいいかもしれません…

何を隠そう、ブラジル産鶏肉は「毒肉」と呼ばれ、現地の人は絶対に口にしないと言います。

さらに肉骨粉を使っているアメリカでさえも、抗生物質と成長ホルモン剤の過剰投与の為にブラジル産鶏肉の輸入を禁止しています。

成長ホルモン剤によって通常の3倍のスピードで無理やり急成長させ、その過程で病気や感染を防ぐために大量の抗生物質を使うのです。

成長ホルモン剤と抗生物質の危険性については知らない人がほとんどだと思うので、ここで少しそれぞれについて触れておきます。

《海外で使用される成長ホルモン剤》
・女性ホルモンの一種であるエストロゲンを投与される。
・投与されるエストロゲンには強い発がん性がある。
・日本での使用は禁止されているが輸入肉からは大量に検出される
(※なぜか輸入肉に対する成長ホルモン剤の規制はない)
・国産と米国産牛肉のエストロゲン残留濃度の平均値比較は以下の通り。
『赤身:国産の600倍、脂身:国産の140倍
乳ガン直腸ガン前立腺ガンのリスクがある。
《抗生物質》
・常時使用によりスーパーバグ(耐性菌)の温床となり得る。
・食品に含まれる残留抗生物質が体内に蓄積されていった場合、アトピーなどのアレルギー疾患として表面化。
(※食品添加物も同様)
・アレルギー疾患はヒトにだけ発生するものが多いため、動物実験ではその原因を知ることはできないとされているが今となっては原因は明白

成長ホルモンや抗生物質は比較的いいイメージがあったのではないでしょうか?

ですが、私達が知る常識とはなんとも嘘で塗り固められたものが多いのです…

ちなみにこの鶏たちのエサに使われているのはチリ産の養殖サーモンです。

チリ産の養殖サーモンは薬漬けの魚として有名ですよね。

チリ産養殖サーモンについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
👉チリ産養殖サーモンの危険性〜陸で産まれた魚たち〜

そんな魚を飼料として使っているわけですから、鶏も当然同じようになります。

ブラジル産の鶏は早く育って生産効率も良く、抗生物質によって病気にもなりにくい強い鶏ではなく、化学物質によって無理やり急成長させられ、日常的に薬の入った餌を食べさせられ続けた「完全なる薬漬けの鶏」なのです。

アメリカが輸入禁止するのも納得です。

アメリカ産牛肉といい、ブラジル産鶏肉といい、危ないとわかっているのに日本はまだ見て見ぬふりをするようです。

その証拠に堂々とスーパーに並んでいます。

「お買い得です」と言って…

こういう事を知っているのと知らないのとでは天と地の差です。

少しづつでいいので、ご家庭の食卓を見直していくところから始められてはいかがでしょうか?

油断禁物!日本の高級肉は病気の牛!?

油断禁物!日本の高級肉は病気の牛!?

※全ての国産高級牛肉が病気の牛であると言いたいわけではございません。
その点を理解した上で記事をご覧ください。

アメリカ産とブラジル産はダメだけど、国産なら大丈夫なんじゃないか?

と思ったそこのあなた、残念ながらそういう訳でもありません。

中でも特に気をつけていただきたいのは、高級な牛の霜降り肉です。

A5ランクと言われるお肉ですね。

日本の畜産で使われる穀物飼料のほとんどは、アメリカ産の遺伝子組み換えトウモロコシや小麦が使われています。

さらに飼育方法は「密飼い」で狭い場所に超過密の状態で飼育されています。

密飼いされている家畜たちは極度のストレスや運動不足からすぐに病気になります。

狭い場所で育てているため、感染も早いです。

そのため、事前に病気の感染を防ぐために飼料に「抗生物質」を混ぜたり「投薬」を行なったりしています。

またストレスによって家畜が噛みつくため、豚は歯と尻尾を切断され、鶏はクチバシの先を切られるのが当たり前のようです…

あまりに非人道な飼育方法に驚きが隠せません。

牛は格付けによって取引される金額に大きく差が出るため、日本の牛肉の生産者たちは必然的にA5ランクを目指します。

A5ランクを目指すこと自体は問題ありません。

しかし、その飼育方法には問題があります。

サシの量を増やすために、わざとビタミンAを欠乏させる飼料を与えているといいます。

そのため出荷時にはビタミンA不足で「目が見えなかったり」、「歩行困難だったり」と完全に病気になっていることが多いようです。

しかし、市場で格付けされるときはすでに食肉として加工されています。

肉になってしまえばその牛が病気だったかどうかなど関係ないのです…

そんな事を一切知らない私たちは高級肉をA5ランクなどと呼び、高いお金を出してまで買っているのです…

病気の肉を食べても体に悪影響が無いと、本当に言い切れるのでしょうか?

到底そうは思えません。

実は国内でも成長ホルモン剤が使われている!?

牛の肉には格付け(ランク)があります。

A5ランク」などはよく耳にするので聞いたことがあるかもしれません。

お肉のランクについてはこの章の内容に関係しているので少しだけ説明します。

《歩留(ぶど)まり等級 AC
生体から皮、骨、内臓などを取り去った肉を枝肉(えだにく)と言う。
このとき生体から取れる枝肉の割合が大きいほど等級が高くなる。
Aが最も高く、Cが最も低い。
《肉質等級 5〜1》
脂肪交雑、肉の色沢、肉のしまりときめ、脂肪の色沢と質 4項目について評価が行われる。
5が最も高く、1が最も低い。

以前の肉用牛農家はB3A3ランクでも十分経営は成り立っていたようですが、現在は7割から8割がA4A5ランク出るようになり、同じくらいのランクでないと経営が成り立たなくなってきています。

前の章でも言いましたが、牛は格付けによって取引される金額に大きく差が出るため、日本の牛肉の生産者たちは必然的にA5ランクを目指します。

しかし、ランクはA5が上限でそれ以上は存在しないため、これより更に上を目指すには体重を増やすしかなくなります。

海外ならここで成長ホルモン剤を使うところですが、現在日本では国内で家畜の牛や豚に成長ホルモン剤を投与することは禁止されています

《肥育促進剤(成長ホルモン剤)とは》
・牛などの成長促進を目的に使用される肥育ホルモン剤(動物用医薬品)ラクトパミン(飼料添加物)のことを指す。
牛などの体重増加に効果があるとされており、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで広く使用されていると言われている。
・なお、国内では畜産業者が肥育促進剤の使用を求めていないため、農林水産大臣による動物用医薬品の承認等が行われておらず、結果として使用が認められていない
(厚生労働省 牛や豚に使用される肥育促進剤についてQ&A より)

厚生労働省のホームページに書いてある通り、国内で成長ホルモン剤を使用することは禁止されています。

しかしながら、実態はその真逆です。

実は国内でも成長ホルモン剤は使用されています。

「そんなことはあり得ない!」と否定したい気持ちはわかりますが、そこはグッと堪えて最後まで見てください。

まず、国内の牛には『モネンシンという薬品が使われています。

《モネンシンとは》
正式名称はモネンシンナトリウム
モネンシンナトリウムは、
ポリエーテル系抗生物質であり、飼料が含有している栄養成分の有効な利用の促進を目的とした飼料添加物として指定されている。

これは抗生物質の一種で、海外では鶏の「コクシジューム症」という感染症の予防薬として使用されています。

子牛の育成配合飼料や肥育用に添加する場合も同様の予防効果があります。

始めに「国内でも成長ホルモン剤は使われている」と言いましたが、正確に言えばモネンシンは成長ホルモン剤ではありません

そのため、日本国内では成長ホルモン剤は使われていないと言われています。

しかしながら、モネンシンは成長ホルモン剤と似た作用を持つため、ほとんど大差ありません。

どういうことかと言うと、モネンシンを打った牛はなぜか体が大きくなるのです。

人間も動物も、食べ物を食べた時にそれを吸収する因子排除しようとする因子を持っています。

モネンシンにはその排除しようとする因子を阻害する効果があります。

つまり食べた物の吸収率を高めることで、結果的に牛を太らせるのです。

これらのことからモネンシンは化学合成された成長ホルモン剤ではないが、成長ホルモン剤に似た作用を持つ物質であるため、成長ホルモン剤を使っているのとほとんど変わらないと言えます。

しかし、モネンシンはあくまで飼料添加物であり、肥育促進剤(成長ホルモン剤)ではありません。

そのため、使用は禁止されておらず、例え使っていたとしても堂々と「成長ホルモン剤は使っていません」と言い張れます。

ただ、これは常時使うものではなく、最初は牛の耳に埋め込んだりしていました。

では現在はどうなっているのかというと、餌の中に入れられています。

そして、モネンシンが添加された肥育用配合飼料は「肥育終了時(出荷する寸前)まで与えても差し支えない」とメーカーは言っています。

はたして、我々人間に影響がないと本当に言い切れるでしょうか?

私は絶対に影響はあると思います。

ちなみに国内のホルスタイン(約80%以上)にはすでにモネンシンが使われおり、実際その牛乳からはモネンシンが検出されているようです。

《ホルスタインとは》
牛の品種の一つ。
日本では主に乳牛としてのイメージが強いが、欧州では肉乳両方を目的として飼育されている。

ホルスタイン
出典:株式会社 明治

これは完全な推測ですが、恐らく和牛にもモネンシンが使われている可能性は高いと思われます。

こちらは30~40%といったところでしょうか。

そんなに多くはないと思いますが確実に使われてはいるでしょうね。

《和牛とは》
和牛は明治時代以前からの日本在来の牛をもとに、日本国外の品種の牛と交配して作られた品種群。
黒毛和種褐毛和種日本短角種無角和種4品種を指す。


出典:こやま牧場

格付けによって肉の値段が決まってしまうため肉用牛農家は必然的にA5ランクを目指すことになります。

そんな中、牛の成長に気を使い、大切に育てられている放牧牛にはモネンシンが使われていないことが多いです。

モネンシンを避けるためにも出来る限り、放牧で大切に育てられた牛肉や牛乳を選びたいですね。

まとめ

まとめ

食に関するものだけでも危険なものは無数に存在します。

そして、多くすぎるが故に全てを知ることは不可能です。

ですが、必要最低限の知るべきことは覚えられます。

今回覚えておくことは4つ!

ポイント

① アメリカ産牛肉は肉骨粉を使っている可能性があるから危険
② ブラジル産鶏肉は現地の人も食べない毒肉
③ 日本の高級牛肉は病気の牛である可能性がある
④ 実は国産牛には成長ホルモン剤もどきが使われている

以上4つは必ず覚えておきましょう!

 

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