味噌汁は飲む点滴!暑い夏は味噌汁を飲むべし!
夏は汗とともに失われやすい水分やミネラルを手軽に補給したいもの。
そんなときこそ「飲む点滴」といわれる「味噌汁」の出番です。
しかも具材を自由に変えられる上、1杯あたりのカロリーは控えめで、腸内環境まで整えてくれます。
本記事では、ダイエット中の方や夏バテ対策にもぴったりな味噌汁のメリットから具体的な具材アレンジ、飲み方のポイントまでを詳しく解説していきます!
「飲む点滴」と呼ばれる味噌汁の栄養補給力
味噌汁には、水分だけでなく、ミネラルやビタミン、発酵によって生まれる有用成分がたっぷり。
特に夏場は体内の電解質バランスが崩れやすく、「熱中症予防にはスポーツドリンク」というイメージがありますが、味噌汁なら天然のアミノ酸やミネラルが自然な形で摂取できます。
昔から「飲む点滴」と言われるのは、まさにそのためです。
水分とイオン補給:塩分を含む味噌にはナトリウムが含まれ、水に溶けたカリウムやマグネシウムと合わせて電解質の補給に。
アミノ酸由来の旨味成分:発酵によって生まれるグルタミン酸やアラニンなどが、疲労回復や胃腸の働きをサポート。
ビタミンB群やCの吸収:野菜や豆腐の水溶性ビタミンが汁に溶けても丸ごと摂取可能
これらが、夏のエネルギーチャージと水分補給を同時に叶える秘密です。
味噌汁が夏バテ予防に役立つ3つのポイント
① 内側から“ほっ”と温めて代謝アップ
冷房で冷えた体にも、温かい味噌汁はじんわり心地よく、内臓温度を上げることで基礎代謝を一時的に向上させます。代謝アップは免疫力向上にもつながり、夏風邪や夏バテ予防にも効果的です。
② 食物繊維で腸活&水分キープ
具材に野菜やきのこ、海藻を選ぶことで食物繊維が豊富に摂れ、腸内環境を整えつつ、水分を抱え込んで体内でじわじわ放出。腸の蠕動運動が促され、便通改善にも寄与します。
③ ビタミン・ミネラルを無駄なく吸収
味噌汁は煮汁ごと摂るので、野菜やきのこに含まれるビタミンB群やC、ミネラルを丸ごと摂取可能。冷やし過ぎない程度にぬるめの温度で飲むと、栄養素の吸収効率も高まります。
ダイエット中でも安心の低カロリー
具なしの基本味噌汁(味噌15g+だし1g+水200ml)は約31kcalと超低カロリー 。以下は代表的な具材を加えた場合の1人前カロリー例です。
- 豆腐(50g)+わかめ(1g)…61kcal
- 大根(50g)+油揚げ(15g)…79kcal
- なめこ(25g)+豆腐…64kcal
- 大根+玉ねぎ(40g)…52kcal
- ネギ(40g)+豆腐…73kcal
たとえば「豆腐+わかめ」の味噌汁は一杯でも60kcal台なので、朝食やランチの一品にプラスしても総摂取カロリーを抑えられます。
味噌汁の魅力!具材バリエーションで飽き知らず
夏野菜を取り入れて爽やかに!
- トマト+バジル味噌仕立て:トマトの酸味とバジルの香りでさっぱり
- オクラ+みょうが:ネバネバ食材でのどごし良く、ミョウガが清涼感をプラス
- ゴーヤ+ツナ:苦みとまろやかさのコントラストで夏バテ予防に最適
冷やし味噌汁アレンジ!
- 冷製豆乳味噌汁:豆乳でまろやかに、冷やして飲むとスープ感覚で
- きゅうり+ミントの冷やし汁:氷を浮かべて清涼感UP
具材を替えるだけで、栄養バランスと食感、彩りが豊富になります。冷やしても温かくても楽しめるのが味噌汁の魅力です。
美腸パワー&発酵食品のチカラ
味噌は大豆を原料にした発酵食品。
乳酸菌や酵母などが麹で働き、腸内フローラを整えるビフィズス菌をサポートします。
発酵過程で生成される有機酸やペプチドは、腸粘膜のバリア機能を高め、免疫細胞の約6割が集まる腸を健康に保ちます。
毎食後ではなくても、1日1杯の味噌汁習慣は美肌や免疫力アップにもつながります。
味噌汁を作る上でのポイントですが、沸騰したてだとビタミンが壊れやすいので、火を止めてから味噌を溶かし、少し冷まして飲むのがおすすめです。
まとめ
「味噌汁は飲む点滴」と呼ばれるほど、多彩な栄養と水分を一杯で効率よく補える万能スープです!
低カロリーでダイエット中の強い味方になる一方、発酵パワーで美腸&免疫力アップも期待できます。
1日1~2杯を目安に、冷やしても温めても楽しめる具材バリエーションを取り入れてみてください。
夏の健康管理に、ぜひ味噌汁習慣を始めましょう!
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